経済アライアンス(同盟)たる結婚について考えてみる

結婚というのはつまり"経済的なアライアンスを結びましょう"というのであって,経済アライアンスを結ぶことによって両者が設定した人生目標の実現にむけて"一致団結協力して遂行実行しましょう"というものだと小生は考える.また,この両者が設定する人生目標というのは多種多様であって,人からあれこれ指図される性質のものではない.

#ただ,一般的には,子供を育てるというのが最も多い人生目標のようだが,それに拘泥する必要は無いだろう.

人生目標実現に向けた経済アライアンスの法的根拠として結婚という制度があり,この法的根拠によってこの経済アライアンスをより強固なものたらしめているのは明確で,だからこそ,多くの人々が経済アライアンスの拘束力として結婚という制度を選択するのである.

#フランスは内縁関係が多いそうだ.理由はシランス.

そして,この経済アライアンスの構成は男女一名ずつである必要は無く,両者の意向がもっとも最優先される.そう言ったわけで,次のような議論がある.

#自民党同性婚支持率は低いそうだ.

https://www.asahi.com/articles/ASM7D5Q7SM7DUTFK01H.html

ごもっともなことであるが,私は今時,このような議論は既に前時代的であると思う.

なぜ経済アライアンスの構成人数が二名限定なのか.経済アライアンスの構成人数は二名以上のn夫n妻をも認めるべきでは無いのか.このことについては将来的には議論が起こるのではないかと思うところだ.

#一夫多妻制を指向しているわけでは無い.(いわゆるハーレム)

#「月は無慈悲な夜の女王」における多夫多妻制のような現代の倫理観から大きく逸脱した結婚制度を指向しているわけでもない.

#私は個々人の自己実現に向けた協力関係たる経済アライアンスの人数構成は二人である必要は無いと考えるのである.何を実現するかは個々人に依存する.